日本のプロ野球球団は現在12球団、セリーグとパリーグがあることは皆さんご存知でしょう。テレビでしかプロ野球を観戦したことがないという人は、ぜひ一度、興奮間違いなしの生プロ野球を見てほしいです。プロ野球は各球団本拠地の球場や地方球場で行われます。本拠地と球場、また球場の座席についても紹介します。
セリーグ球団とその本拠地となる球場
セリーグは「セントラル・リーグ」といいますが、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ、東京ヤクルトスワローズ、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、広島東洋カープという6球団で構成されています。読売ジャイアンツは東京ドーム、テレビ中継も多いですし全国各地にファンが多い球団です。日本初「屋根付き球場」としても有名ですし、東京ドームシティの中にあり遊園地なども楽しむことができます。
東京ヤクルトスワローズの本拠地は明治神宮野球場、歴史の長い球場として知られている球場です。横浜DeNAベイスターズは横浜スタジアム、サッカーの国際試合なども多く行われています。阪神タイガースは高校野球の聖地と呼ばれる甲子園球場がホーム、中日ドラゴンズはナゴヤドーム、広島東洋カープは広島市民球場です。
パリーグ球団とその本拠地となる球場
パリーグはファンサービスに各球団が熱心ということで知られていますが、球場に関しても観覧車があるなどパーク化しています。北海道日本ハムファイターズは札幌ドーム、東北楽天ゴールデンイーグルスは宮城球場、千葉ロッテマリーンズは千葉マリンスタジアムです。オリックスバッファローズは大阪ドーム、福岡ソフトバンクホークスは福岡ドーム、埼玉西武ライオンズが西武ドームと、ドームが非常に多いということもわかります。
各球場とも夏休みなど子供たちが多く訪れる時期は特別なイベントなどが行われ賑わいを見せる、これも球場へプロ野球を見に行く醍醐味でしょう。ドームが多くなったことで夏休みのデーゲームが多くなったため、より観戦しやすくなりました。
球場の座席について
球場の座席はグラウンドに向かい階段状に作られていますが、固定式座席が用いられていない球場もあります。西部ドームの外野席の大部分や宮城球場の外野席の一部など芝生席です。ファン同士の小競り合いなどが起こらないように、多くの球場でホーム側ファンが立ち入ることができないビジター応援席が設けられています。
だいぶ昔の話になりますが、ファン同士の諍いで機動隊が入り規制線を引いたということもあるのです。日本のプロ野球は通常本拠地チームが1塁側となっているため、本拠地球団を応援する場合はライトスタンド側のチケットを採る方がいいでしょう。ただ例外があり札幌ドーム、宮城球場は本拠地球団が3塁側となっています。
まとめ
球場ごとにファンが楽しめるように工夫されています。野球をエンターテイメントにしようという動きもみられ、野球以外に楽しめる要素を持っていたり、球場で食べられるグルメに力を入れている球団もあるのです。球場による違いを楽しむのもいいでしょう。