楽しくプロ野球を見る際の見どころ〜チーム構成から応援などの楽しみ方まで

今年のプロ野球は新型コロナ感染拡大を懸念して開幕戦が延期になっていましたが、やっと6月12日に開催されました。当面は無観客試合という事で球場に応援に行けないのは残念ですが、とりあえずテレビやネットで試合を楽しめるのは嬉しいですね。今年はコロナの影響で例外的な状況ですが、ここではプロ野球を楽しみたい初心者の方向けに、普段プロ野球でどんな楽しみ方があるのか、どんな見どころがあるのかなどについてご紹介します。

日本のプロ野球にはセ・リーグ6球団とパ・リーグ6球団があります

日本のプロ野球には2つのリーグがあり、それぞれ6球団で構成されているので、全部で12球団ということになります。セ・リーグには有名な読売ジャイアンツや阪神タイガースなどの有名チームが属していて、テレビ中継も全国区なので知っているチームや選手も多いでしょう。一番有名なチームはやはり読売ジャイアンツで歴史も一番古く、長嶋選手や王選手など国民的人気選手を多数輩出しています。一方、パ・リーグは地域密着型でファンサービスが旺盛。球場では家族連れで楽しい休日が過ごせるのが嬉しいですね。

それぞれの球団はホーム球場とよばれる球場を持ち、ホーム球場のある地域の人々がファンになる傾向が大きいです。もちろん、好きな選手が遠い地域の球団という事もありますし、楽しみ方は人それぞれです。

セ・リーグは歴史の長いチームも多く、テレビ中継などで知名度が高い

セ・リーグはセントラル・リーグの略で、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ、東京ヤクルトスワローズ、中日ドラゴンザウ、阪神タイガース、広島東洋カープの6球団から構成されています。東京ジャイアンツのホーム球場は東京ドームで、屋根付き球場として有名で東京ドームシティの中にあります。阪神タイガースのホーム球場は高校野球で有名な甲子園球場です。東京ヤクルトスワローズは明治神宮野球場で、歴史の長い球場として知られています。

パ・リーグは地域密着型でファンサービスに熱心。家族連れで球場に行くのが楽しい

パ・リーグはパソフィック・リーグの略で、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズ、オリックスバッファローズ、福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズの6球団です。パ・リーグはファンサービスに熱心なことで有名で、特に夏休みなどには各種イベントやゲームなどが行われ、球場に観覧車があるなどテーマパーク化しています。家族皆で行って楽しめるのは嬉しいですね。

ペナントレースから日本シリーズまで

日本のプロ野球では通常、4月〜10月にペナントレースというものが行われます。それぞれのリーグで戦い、1位から6位を決めます。さらに、上位3チームがクライマックスシリーズとよばれる戦で優勝者を決め、日本シリーズに進むことになります。日本シリーズでは両リーグのトップが直接対決し、日本のプロ野球トップが決まることになります。優勝チームがシャンパンをかけあって祝っているシーンは感動的です。

応援するチームや選手を選びましょう

プロ野球は選手の優れたプレーを観戦しているだけでも楽しめますが、やはり好きな選手や球団を見つけて応援するのが醍醐味です。自宅で晩酌しながらテレビ観戦もいいですし、球場に行って大声で声援をおくるのも他では味わえない楽しみです。

地元だから好き、応援したい

大抵の人は自分の住む地域の球団のファンになる場合が多いです。やはり地元のチームには親近感が湧きますし、選手も地域のために色々活動していることが多いので応援したくなりますよね。ホーム球場がある地域なら応援にも行きやすいので尚更でしょう。学校、職場やご近所さんにもファンが多いので皆で応援すれば楽しさ倍増です。

好きな選手がいる、あのチームが格好いい、動機は人それぞれ

イケメン選手がいる、ユニフォームが格好いい、チームが強いので応援したい、といった理由も楽しいですよね。それをきっかけにプロ野球が好きになれば、もっと色々な選手やプレーを観る機会も増えて、楽しみ方も広がってゆきます。もしその球団のホーム球場が遠かったら旅行がてら応援に行くのも楽しみのひとつですね。

まとめ

日本のプロ野球の歴史はとても長く、その華麗で格好いいプレーはいつも人々に感動をもたらし、勇気づけてくれます。最近は日本の選手でもアメリカの大リーグでプレーしている選手もいて、あちらでの活躍ぶりをニュースで聞くのも嬉しいですよね。家でも球場でも観戦が楽しいプロ野球。是非あなたも楽しんでくださいね。